散水栓
庭に水を撒くために、または外壁を洗うために、または車を洗うために、屋外水栓を設置します。
私は家の外壁や窓は勿論、自動車も年に1~2回しか洗わないため、実際は「屋外水栓」ほとんど使う機会がありませんが、「屋外水栓」は無ければ無いで不便なのかなと思いますのであった方がいいというレベルのアイテムだと思います。
そのため、色々ググると1階屋外(庭)だけでなく、2階屋外(ベランダ)にも1階のホースが届かないから「2階にもあった方が良いよ」というご意見もあるにはあるのですが、
そこまで何か所も必要ありません。スペース的にも予算的にも1か所で十分だと思います。
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水栓柱か散水栓か…
私は狭小住宅のため、スペースの捻出を重視して、手洗い場風の水栓柱ではなく、地中埋め込みの「散水栓」にしました。
また削りに削った犬走り(住宅背面/側面通路)には「散水栓」すら設置する場所は無く、駐車場も住宅正面にある事から、住宅建屋の正面、庭の特等席(玄関横)に「水栓」を設置せざるをえなかったので、生活感の出る「水栓柱」は諦め「散水栓」にしました。
この判断は間違ってなかったと思います。そもそも屋外とはいえ、狭小住宅のためcm単位で空間の捻出を考えているのに、庭にそれなりのスペースで手洗い場を設置して庭が削られてしまうのは本末転倒なので、「地中埋め込み型」で良かったと思っています。
ただ、水回りは気をつけなければならない事を痛感する想定外の事象が発生しました。
虫が…虫が…うじゃうじゃ
「散水栓」は「水栓柱」に比べ、生活感の出る蛇口が普段は地中に隠れるため、外構(庭)の空間も広くなりますし、見た目がスマートである事は間違いありません。
反面デメリットとしては、水回りである蛇口が(南側正面に設置しても)常に太陽光の当たらない地中に隠れるため、常に湿気がある状態となります。
その結果、「散水栓」はダンゴ虫やミニムカデ(っていうんでしょうか?)の巣窟となります。
巣窟という意味は、大量の虫たちが「散水栓」のエリアにとどまらず、そこを拠点として庭中元気に這いずり回ります。
大量の昆虫も、蝶くらいなら非常に美しいのですが、湿気を好むそういった昆虫達はあまり見栄えが美しくありません。
私は予算というよりもスペースの関係で「散水栓」一択でしたが、そんな事が起こるなら太陽光の当たる(昆虫が寄り付かない)「水栓柱」ももう少し検討しても良かったかもしれません。
この状況は「散水栓」に限らず、「水栓柱」を建屋の裏側(日の当たらない場所)に設置しても状況は一緒だと思いますので、出来るだけ水回りは日の当たる場所に設置する事をお勧めします。
【散水栓のメリット】
●地中にフラットに収納されているので邪魔にならない。
【散水栓のデメリット】
●地面に埋め込まれていて使いずらい。
●散水ボックスの中に土や水が溜まったり、虫が沸く。
メリットとデメリットを勘案してみて決める。ですね。
因みにホームセンターで様々な殺虫剤が売ってますが、あんまり効かないです。。。
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