家を建てる事を決意してから2年後、運良く希望の土地を購入する事も出来ましたので、ハウスメーカ選びを始めました。
家についてはド素人でしたので、とりあえず住宅展示場に見学しに行きました。で、テレビCMでよく聞く会社のモデルルームに入ってアンケートを書きました。
木造ハウスメーカーでは住友林業、一条工務店、
鉄骨ハウスメーカーでは積水ハウス、へーベルハウス(旭化成ホームズ)、セキスイハイム、トヨタホームを見て回りました。
もちろんどのハウスメーカーが鉄骨で、どのハウスメカ―が木造かなんて後々わかった事です。
よく「ハウスメーカーはどれも変わり映えがしない」だなんて言われますが、色々見てみると随分…違うように思いました。
それぞれのメーカーで特色はありますが、(お金さえあれば豪邸を建ててくれる積水ハウス、住友林業などの富裕層向けのハウスメーカーから、安く仕上げてくれる工務店まで)様々特色はありますが、結局は限られた予算、制約のある土地では、ハウスメーカー一押しのセールスポイントが無駄なコストアップ要因になっちゃったり、ハウスメーカーがたいして売り込んで来なかったポイントが自分にはしっくり来たりで、結局は一長一短なので、自分の状況にハマるメーカーを探す事に尽きるのかなと思います。
まず、僕の状況ですが
土地探しに結構時間とお金を費やしたので、
→2年間何度も区画整理組合の保留地売却の抽選に落選を繰り返しながら、最終的に区画整理の抽選倍率14倍を潜り抜け、(=ちょっとズルいですが仮換地を購入)
500,000円/坪という超背伸びした土地を購入しました。
愛知県では相当な高級価格帯です。
ただ、区画整理組合からの紹介で地主さんの仮換地を購入する事が出来たので、(不動産屋を介さず個人取引の扱いになり、仲介手数料等が不要)
そういう点では若干お得と言えばお得でしたが、高額な物件である事は間違いなく、身の丈にあった買物かというと、結構背伸びした買い物だと思ってます。
ただ、結果的に当然土地は「条件付き」ではありません。どこのメーカー、どこの不動産屋にも土地探しで何のお世話にもなってないため、ハウスメーカーを自由に選べ値引交渉が存分にできる状況になってた事と
(なので価格交渉する気満々だったので、交渉しても値引きが渋いと言われるへーベルなんかは既に内心見送ってました。)
高額なだけに、決して広くはありませんが、面前6m道路に南向き間口8mの綺麗な長方形という(ユニット工法向きの)立地を手に入れることができてました。
また、土地の形が非常に良いので、あえて柱の位置の自由度のある間取スペックの高い(住宅スペックが高いという事は比例して高額になる)軸組工法のメーカーにする必要もありませんでした。
そういった状況を踏まえて、「交渉次第で『鬼値引き』が可能」とネットに出ていた、ユニットラーメン工法のトヨタホームに決めました。
人それぞれ好みはあると思いますが、やはり人それぞれの状況次第で、
安いユニット工法のメーカーでお金をかけても所詮間取りがユニットの組み合わせに限られるためお金がある方は軸組工法で自由にデザインした方が満足感があるのではないのかなと思いますし、
反面、お金が無い方なら背伸びして積水ハウスなどスペックの高いメーカーにしても結局オプションを抑えて、簡素な間取りになって間取りで遊ぶことへの対応力というか、高級ハウスメーカーのスペックを活用出来ないので、構造が安いハウスメーカーにして、内装、外装を遊んだ方が満足感が大きいのではないかなと思いました。
また耐震が心配な場所や、形や方角、法規制の悪い場所、特に日当たりが悪い土地で水回りを2階に置く必要があるなら2階リビングでも60年保証のへーベルハウスだったら余裕の安心感でしょうし
※日当り対策の為に、リビングを2階に置くのはどこのメーカーでも出来るは出来ると思うのですが、(へーベルハウスのパンフレットにも協調して載ってましたが、営業担当のお誘いでへーベルハウスで築20年超の家を見学に行くツアーに参加しましたが、そこは流石へーベル、2階リビングでも建付け等、25年経ってても抜群の安定感でした。)現実的には工務店では施工出来ないと思います。
収納が多く欲しい(ミサワとか)温かい家がいい、断熱性に拘りたい、床暖房が欲しい(一条など)とか、洋風が良いとか(三井とかスエーデン)、価格を抑えたいとか(タマホーム、工務店他)
特にこだわりはないけど、営業担当者さんとの相性を重視したいとか、(僕は積水ハウスの方が一番感じ良かったです。)
人それぞれ状況やこだわりが違うと思いますので、どこにしても正解というものは無いと思いますが、受け身ではなくて、自分でそれぞれのハウスメーカーの特色、強みの比較はやってみて納得してから決めるのがいいと思います。
この記事へのコメントはありません。