家を建てる事を検討し始めて、およそ間取りが決まり始めて、見積がぼちぼち届き始めて
初めて「瓦は高い」という事を知りました。
昔の家ではどんなにトタン板のように壁が安っぽくても屋根は瓦でした。
そのため瓦がそんなに高いというイメージは無かったのですが、高いです。
また、家の仕様を打ち合わせる中で知った事ですが、
昔の木造と違い、長期優良住宅認定を取るためには、木造住宅で瓦は使えないそうです。
そのため、現在はグラッサ(セメント版に塗装)が主流となり、瓦や陶器を乗せるためには、柱の検討から再検討しなければならないそうです。
ところがそこはトヨタホーム、鉄骨メーカーです。瓦を使う事で屋根が2t~3t重くなろうが何の問題もありません。施主が懐と相談して瓦を使うか使わないか決めるだけです。
もちろん、コストダウンするなら屋根は瓦にせずタイルで良かったのですが、
家は瓦というイメージがあった事と、外壁をこだわってサイディングではなくタイルを使用したため外壁をグレードアップしてるのに屋根をコストダウンすると外壁とグレードのバランスが悪くなるため、瓦にしました。
で、せっかく高価な瓦にしたので、自慢しなければなりません。
そのため南北に縦長の家で屋根を東西の切妻にして南側道路から屋根が見えなくなってしまうと、折角の高価な買い物が隠れてしまいますので、寄棟にして南側の道路へ屋根の瓦をアピールできるようにしました。
ただ、カタログによると瓦の方がグラッサより断熱性に優れており、生活しやすいらしいのですが、実際瓦にしてみましたが、普段の生活で特にメリットは感じません。
ただ家を見上げる度に「瓦にしたんだぁ~」という感傷に浸るだけですので、屋根はただの自己満足ですね。
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